白虎隊

明日また観に行ってきます。で、ここ数日考えてたこと
結局メイド姿が見たくてワクワクしてます。いやまあ単純だね。好きなシーンというか、脳内ではずっと美咲とリカのシーンが繰り返されてます。あそこがやはり1番好きなのだ。さやかに感情移入する人が多いみたいだけど自分は無理。さやかが妹の虐待を肯定するセリフが嫌いだからさ。だってアレって妹を守るためってのは建て前にしか聞こえない。あのままでいいわけないのに何も動かない自分自身を正当化するために言ってる気すんだよなぁ。最初の電車のシーンでさ、乗客がみんな自分のことしか考えてない行動してるけど、あれって結局さやかもそうなんだよね。妹のために動くこともない、母親の浮気も見て見ぬふり、家庭を顧みない父親にもニートの兄にも何もせずに、ただTVを見ながら愚痴ってるだけ。面倒なことには我関せず、の現代人の姿そのまんまだ。で、そこに美咲が現れて保科家の人たちを変えてゆく、ってのが大筋なんだけど。電車のシーンとさやかが実はリンクされてるってのは脚本家が狙って書いてたかどうかは怪しいけど、この作品がしっかりと描かなければいけないのは「何もしない人間」についてだよなぁと思ったのでした